胃潰瘍の症状はどのようなもの?

胃の病気の1つである胃潰瘍を知っていますか。
お腹が痛いけどいつもと違うような違和感を感じたら胃潰瘍を疑ってみましょう。
胃潰瘍の原因は、主にストレスが挙げられます。
現代社会では日々ストレスを感じでいる人が多いのではないでしょうか。
また、喫煙や飲酒も胃潰瘍の原因になります。
このような外部からの刺激物や、精神的な疲れによって胃潰瘍は引き起こされるのです。
さらに、ピロリ菌に感染してしまうことで発病することもあります。
先ほど刺激物が原因となると記載しましたが、非ステロイド抗炎症薬の薬剤も胃に刺激を与えてしまいます。
非ステロイド抗炎症薬を服用している人は注意してください。
では、胃潰瘍はどのような病気なのでしょうか。
胃には、胃酸やペプシンを分泌する働きがあります。
それらが分泌されることで胃の粘膜やその下の組織が溶かされて発症します。
胃からの分泌物は刺激が強く、粘膜や組織が溶かされ、胃を覆う膜まで分泌物が達してしまうと胃に穴が空いてしまうのです。
今日では医学の発展から薬剤による治療があるため死に至ることは少なくなりましたが、放っておくと症状がひどくなるので注意しましょう。
では、胃潰瘍になるとどのような症状が現れるのでしょうか。
自覚症状は様々なものがあり、みぞおちあたりの腹痛、吐き気、嘔吐、食欲の減退、貧血、体重の減少などが挙げられます。
ひどい場合には吐血することもあるのです。
腹痛は初期の段階から出始めます。
そのためコーヒーや辛いものは控えるようにしてください。
上記のような症状が少しでも当てはまると感じた場合は、早めの受診が大切です。
先ほど吐血することがあると記載しましたが、黒い便が出る場合もあります。
黒い便が出るということは、胃から出血しているというサインなのです。
血液に含まれるヘモグロビンが胃酸と反応することで便が黒くなります。
すぐに病院で内視鏡を受けるようにしてください。
さらに貧血症状は放っておきがちかもしれません。
しかし胃潰瘍によって胃から血が出るとなかなか止まらないため、貧血の症状が現れているのです。
これもそのままにしておくのは危険なので注意してください。

胃潰瘍と症状が似ている病気

胃潰瘍は腹痛、嘔吐、食欲減退などの症状が出ることがわかりました。
しかし、これらの症状が現れたからといって必ず胃潰瘍であるとは限りません。
実は胃潰瘍と似ている病気は意外にも多くあるのです。
その1つが胆石症です。
胆石症とは、胆道に結石ができる病気です。
胆石症は年々患者数が増加しており、気をつけたい病気の1つでもあります。
症状の1つに腹痛が現れるので胃潰瘍と間違うこともあるのです。
また、近い部位に起こる病気に胆嚢炎があります。
胆嚢炎も腹痛が現れる場合があるので区別しにくいかもしれません。
さらに恐ろしい病とも間違う可能性があります。
それは胃がんです。
実は胃がんの初期症状と胃潰瘍の症状はよく似ています。
胃がんの初期症状にも腹痛や吐き気などが現れるのです。
その上、この2つは原因も同じピロリ菌の感染によるものなのです。
胃潰瘍はピロリ菌によって粘膜が弱ることで引き起こされますが、胃がんの場合は細胞ががん化するという違いがあります。
原因は同じでも、胃潰瘍から胃がんになる可能性はないので安心してください。
がんという恐ろしい病で症状が似ているものは胃がんだけではありません。
実は膵がんともよく似ているのです。
胃がんは初期症状とよく似ていましたが、膵がんは初期症状はほとんど感じません。
進行してから症状が出始めるので恐ろしいのです。
現れる症状は腹痛や体重減少です。
また、膵がんでは食欲減退も現れることがあります。
膵がんは部位によって現れる症状も異なります。
腹痛が起こるのは主に膵頭にがんができているときでしょう。
また膵体では背中の痛みも伴います。
このように胃潰瘍だと思っていても、実は恐ろしい病である可能性も考えられます。
症状が現れた場合はすぐに病院で治療するようにしましょう。